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ブロガー・アフィリエイター必読の本
サイトの記事作成に必読の本として紹介するのが、「新しい文章力の教室」です。
SEOで有名な「バズ部」も推奨する本で、多くのプロアフィリエイターも推奨しています。
SEO・コンテンツマーケティング担当者には全員に本を読んでもらっているほど、メディア運営の基本となるものです。
本気でアフィリエイトで食べていきたいなら、ぜひご購入をご検討ください。
良い文章は完読される文章
Webサイトでの良い文章とは何でしょうか?
そのコンテンツを最後まで読んでもらう=完読が良い文章です。
文章の途中でページを閉じられてしまう、他のサイトへ行ってしまう、ネットユーザーはこらえ性のない読み手なのです。
そのような読み手に興味を持たせ、有益な情報を与えることが完読して貰うための近道です。
確かに自分が調べていることに関係のなさそうなサイトだと、すぐに閉じちゃうよね。
今すぐに答えが欲しいから検索してるんだし、関係のない情報はいらないね。
まずは結論(答え)を文章の最初に持ってくる!
小説のように「起承転結」なんてしてたら、ネットユーザーはすぐにサイトを閉じてしまいます。
音楽でいう重要な部分、「サビ」を最初に持ってくることが重要です。
結論や要約を最初に持ってきて、まずは読者の興味を引くことが重要です。
文章全体もそうですが、見出しの下の文章も同じことが言えます。
各見出しの下の文章も、読者が興味を引く部分をなるべく上に持ってきましょう。
最後まで読んでもらうためには、ユーザーの悩みや疑問にすぐに答えを与える必要があるわ。
文章の最初に答え(結論)を持ってくるのが一番ね!
文章は「ほど良いグレー」になるのが理想
漢字の割合が多いと全体に「黒く難解」なイメージに、逆にひらがなやカタカナが多いと「白く間が抜けた」イメージになります。
漢字やひらがなをほど良くつかい、グレーな見た目だと見やすい文章になります。
かなり極端な例だけど、すっきりして見やすくなったね。
文章のバランスも重要だけど、余計な文字を減らすのが良いってことかな?
無くても意味が通じる言葉は大胆に削るべきね。
そうすると全体的にグレーな感じになりやすく、見やすくなるわ。
丁寧語に注意!くだけすぎず、丁寧すぎず、知人と話す口調で。
丁寧すぎる表現は読者との距離感が出てしまいます(文章に感情移入できない)。ある程度フレンドリーな表現を使いましょう。
説明させていただきます → 説明します。
お話させていただいたように → 話したように
~になります。 → です。
同じ単語やフレーズの重複に注意!
「の」が4回も続いてる
言葉を置き換えて「の」を減らした。
同じ単語が2回続いたら危険信号。3回以上でアウト!
「では」が4回も続いてる
言葉を置き換えて「では」を2回に減らした。
~しました。
~しました。
~しました。
のような文章も分節レベルで重複しているのでNG!
単語や動詞を並べ替えたり、単語自体を置き換えたりして、重複を減らしましょう。
本来の意味と違う漢字の使い方は「ひらがな」にする
上記の文章の「事」は「事柄」という意味の名詞ではないので、「こと」と表現することが一般的です。
- 新しいもの:「もの」
- 着いたとき:「とき」
- 出るところ:「ところ」
は本来の意味とは違う使われ方なので「ひらがな」にした方がいいでしょう。
「言う」は本来の「say」という意味から離れて使われている。
また、文末の「欲しい」は直前の動詞を補助する形(補助動詞)で使われているので、本来の使い方とは違います。
「歩み寄る」、「書き殴る」、「開き直る」は本来の意味が残っている動詞(複合動詞)なので、そのまま使われるケースが多いです。
余計な単語や接続詞を削る
- 接続詞を削る
- 重複を削る
- 「という」を削る
- 代名詞を削る
- 修飾語削る
接続詞を削る
接続詞を見つけたら、まずは削れないか疑ってください!
削っても文章の意味が通じるなら、それは文章構成に自信がないか、とりあえず入れた接続詞の可能性が高いです。
迷わず削ってしまいましょう!
重複を削る
同じ名詞や文末の重複は、どちらかを削っても問題ない場合がほとんどです。
もしくは違うものに置き換えていいのですが、なくても通じる場合はバッサリ削除しましょう!
「という」を削る
ほとんどの場合、「という」はなくても文章の意味は通じます。
ソフトな印象を与えてくれますが、文章の重複や冗長表現(必要ないのに長くする表現)の原因になるので削りましょう。
代名詞を削る
2回目以降に出てくる代名詞はなくても通じる場合がほとんどです。
ただし、主語を明確にするために使われる代名詞など、必要最低限のものは削らないようにしましょう。
修飾語を削る
同じような意味の修飾語は削るようにしましょう。
- 「とても」、「すごく」
- 「陽気」、「ハイテンション」
のように同じ意味の修飾語を使うと余計に強調になったり、冗長表現になりやすいので注意が必要です。
伝聞表現は自信のない証拠。説得力が無くなる。
簡単な例ですが、断定された言い方のほうが説得力があります。
ニュースなどは厳密には伝聞ですが「~のようだ、「~らしい」、「~そうだ」と伝聞表現ばかりだったらどうでしょうか?
自信のない人がしゃべっているようで、そのニュースの信憑性を疑います。
Webページで伝聞表現が使われている場合は、ほとんどがちゃんと調べていなかったり、他のサイトを見て書き写しただけだったりします。
しっかりと調査(情報収集)をし、断定する表現を使いましょう!
断定する表現には勇気が必要ですが、情報収集をしっかりしていれば問題ないです。
【断定】
~だ、~である、動詞・形容詞の終止形
【推量】
~らしい、~のようだ、~だろう、~と思われる、~と考えられる
【伝聞】
~だそうだ、~とのこと、~と聞いた、~といわれている
主語と述語が同じだと間抜けな印象を与える
文末の「SEO対策だ」を「ことだ」に置き換えました。
これだけで、間抜けぽさが消え、グッとわかりやすくなります。
意識しないと間違えやすい部分ですので気を付けましょう。
可能表現は危険!安直な印象になる
どうでしょうか?グッと見やすくなったはずです。
「~できる」、「~可能だ」、「~れる」は積極的に削っていきましょう。
上記の表現は使いやすいのですが、読者に安直なイメージを与えてしまい、文章の質を落とします。
また、ライターの文章力が上がらない原因になるので注意が必要です。
「こと」、「もの」は減らす努力を
「ことで」を「すると」に変えてすっきりした文章になりました。
「こと」や「もの」はなくしても文章が通じる場合がほとんどです。
ぼんやりとした印象を与えてしまうので、できるだけ使わないようにしましょう。
文章の書き方・考え方のまとめ
どうだったでしょうか?
言われてみれば「そうだ」と感じたのではないでしょうか?
もっと深い内容や考え方が本には書いてあるのですが、ここでは最低限必要な部分を解説しました。
ただより高い物はない。自分でお金を出して努力しければ身につきません。
ぜひ本を買って、何回も読み直して実力をUPさせてください。
値段以上の価値を感じれるはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ライターの仕事が上手くいくように祈っています。